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ロールケーキ「くるみの樹」 二つの食感 魅力 みわや 藤岡市藤岡
 藤岡市の中心市街地に店を構えるみわや(藤岡市藤岡)は、創業150年を迎えようとしている老舗だ。店の看板商品はロールケーキの「くるみの樹」。シンプルながら素材の味を巧みに生かした菓子で、県外から買いに来るファンも多い。
 「くるみの樹」は一般的な生クリームではなくバタークリームを使い、柔らかいスポンジケーキを、クルミの入った歯応えのあるシュー生地で巻いている。
 考案したのは5代目の恵後原力夫さん(50)。20数年前、長野県の修業先でバタークリームを使った菓子に出合ったことがきっかけだった。「あまりのおいしさに目からうろこが落ちた」。この素材の魅力を最大限に引き出したいと考え、クリームの配合やスポンジケーキ、シュー生地のバランスを繰り返し試して、今の形に行き着いた。
 作るには手間がかかる。スポンジケーキとシュー生地を別々に焼き、二つを合わせてクリームを塗った後、のし棒を使って巻いていく。店で働く菓子職人の飯塚昇さん(56)は「きれいに巻くために、クリームをわざとむらになるように塗るんです」と説明する。
 味はバニラ、モカの2種類が基本。ただ、和菓子店らしく季節感を演出したいと、抹茶、チョコレート、ラムレーズン味が順次登場する。
 4代目の故・和一郎さんは生前、「おいしいものを作れば、結局それが残っていく」と話していたという。恵後原さんも考えは同じ。「こだわりはないが、シンプルでおいしく、長く愛してもらえる菓子を作っていきたい」と静かに話す。
藤岡市藤岡
(2013年11月07日撮影)[視聴時間 : 01:14]
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