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《駅(えき)上信電鉄(6)下仁田駅》 世界遺産で再び活気
 日が暮れて山あいの駅に明かりがともる。上信電鉄の終着駅、下仁田駅(下仁田町下仁田)。かつては、この駅から西の山々を越えて長野県の佐久鉄道へつなぐ計画があった。
 開業は1897(明治30)年。駅からはこんにゃく粉や石灰、材木などの大量の物資が輸送され、貨物拠点として地域の発展に貢献した。取扱量は1978(昭和53)年の25万5千トンがピークだった。延伸計画は碓氷峠を越える信越本線が電化されたことで消え、貨物も94年に廃止。町や隣の南牧村で活況だった林業や鉱山業も下火となった。
 ただ風向きは変わりつつある。町は荒船風穴の世界文化遺産登録で観光客への対応が慌ただしい。風穴近くにある運動公園からの無料シャトルワゴンを増便し、乗客の要望に応じて運行ルート短縮も図った。
 観光鉄道化を目指す上信電鉄にあって、町には繭を保管した倉庫など絹産業関連遺産が残る。ほかにもジオパークや中小坂鉄山など、富岡に劣らない豊かな歴史と自然に満ちている。
(おわり) 

(2014年06月11日撮影)[視聴時間 : 01:00]
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